鹿田晢弘 営業部 1999年入社
モノを売るだけの営業なら、やりがいも感じられなかったかもしれません。
わたしの仕事
本格的な営業活動期間は、海苔の生産が終了する春先から夏ごろまで。県外の地区担当として、全国の販売店の担当者に同行し海苔生産者を訪問します。
営業担当とはいえ、仕事の見せ場は製品を販売した後。ユーザーのニーズをヒアリングしながら、世界にひとつの生産機械を作り上げていく。ときには、加工場のレイアウトを調整するために大工や電気屋さんと打合せすることもあるんですよ。
仕事のココが好き
兵庫県、三重県、愛知県、千葉県、宮城県……。日本全国に存在する販売店とともに、日本中の海苔漁師の加工場を訪問します。一年の半分くらいは出張しているかもしれません。もちろん営業ですから、最初は「買っていただく」立場です。
私たちの製品は、決して安くはない。数千万円投資する価値があるのか納得していただくのも簡単なことじゃありません。けれど、一度機械を導入していただいたお客様とは一生涯のお付き合いになることがほとんど。機械を設置して生産が軌道に乗るまで何度も訪問し、機械の微調整を繰り返す。温度と湿度をベストな状態に調整するために、加工場のレイアウト図を自ら描いて大工さんや電気屋さんとともに工事に立ち会うこともある。
そうした仕事を続けているといつの間にかお客様にとって「あなたがいないと困る」という存在になれるんです。日本中に、私たちを頼りにしてくれる人たちがいる。それが、何よりのやりがいにつながっています。
