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白秋祭水上パレード

毎年11月の柳川では白秋祭という祭が開催されます。
白秋祭は、柳川出身の詩人であります北原白秋先生が昭和17年11月2日に亡くなり、故郷・柳川市で同氏の命日を含んだ数日間の日程で毎年開催されているイベントで、様々な文化・芸能行事が催されます。
昼間は市内各所でお茶会や音楽会などの文化的行事が開催され、11月1~3日の夕方からは市民をあげての水上パレードが盛大に行われます。
提灯や行灯で飾られた十数隻のどんこ舟に、各種団体の招待客や一般の乗船客が乗り込んで川下りをしながら、合唱団や吹奏楽団など様々な団体が白秋先生の童謡や歌曲を演奏したりして、流れてくるお客さんに楽しんでいただいています。
お堀のほとりにも提灯や行灯が飾られていて夜のお堀がにぎやかに彩られ、とても幻想的な風景です。
沿道で見学にいらした近所にお住まいの方々も流れてくる船に向かって手を振ったり、手持ち花火でお見送りしたりします。
また流れてくる船の中に柳川出身の有名力士が乗った船があったり、お客さんから沿道の人たちにお菓子などを投げ渡してもらえるなどの楽しいイベントがありますよ。
私は11月3日(文化の日)に開催された音楽祭とその日の夜の水上パレードに参加してきました。
昼間の音楽会では「あわて床屋」「待ちぼうけ」「ペイチカ」を演奏し、夜の水上パレードでは市内の遊歩道に設置されたステージに待機して、船が流れてきたら楽器を演奏しておもてなしをしました。
11月3日は75隻の船が出航し、立て続けに流れてきたりしてくるとずっと演奏しっぱなしの状態が続いて、パレード終了後は体力も残り少ない状態になりました。
しかし船に乗っているお客さんも、こちらが手を振れば、こちらの演奏に合わせて手拍子してくれたり、手を振り返したりと反応してくださり、そういった観客の皆さんの反応もあって、演者側も観客側もお互い楽しむことができたイベントになりました。
スタッフ(技)